グロインペイン症候群

サッカー選手に多い股関節周囲の痛み

サッカーをしている方に多いグロインペイン症候群(股関節痛)。主に下の図の部分が痛くなる事で有名です。

なりやすい方の特徴は股関節が硬いということが挙げられます。

グロインペイン症候群をたくさん見てきたスポーツドクターの方のお話では、ダイナミックストレッチの足振りを行っている時に可動域が下がってきた選手にグロインペインが発症しやすい傾向にあるとも話されています。
*足振りとは壁に手をついて前後に大きく足を振る動作です。

また、グロインペインになりやすい選手というのは腰にも問題を抱えていることが多いです。

股関節が硬いというのが先天的なものとすれば、痛みが出ていない時期はどうだったのか?とも、考えなくてはいけません。硬くても痛みが必ずしも出ませんから、硬い筋肉がさらに硬くなった、痛みを出した要因が必ずあります。

なので「なぜさらに硬くなったのか?」を考える必要があるのですが、骨盤の傾斜や腰の反りが強い、体幹が弱くなってしまったなど色々と考えられるのです。

これは、個々に違うので観察しなくてはいけないのですが腰に痛みを抱えていたり、腰に痛みは出てないが何かしたらの影響が出ている場合が多いです。

グロインペインは再発しやすいケガでもありますから是非1度ご相談下さい。