ランニング/ジャンプ種目に多い

陸上トラック競技、マラソン、サッカー、バスケなどの走ったりジャンプをしたりする競技に多いアキレス腱の痛み。ふくらはぎの筋肉の硬さがある方や、ふくらはぎの筋肉を使いやすい傾向にある方に多く見受けられます。
特に、ふくらはぎの筋肉を使いやすい傾向にある成長期の子供は、アキレス腱に痛みが出るよりも踵の骨に痛みが出るケガをシーバー病(セーバー病)と言われます。
整骨院でご相談頂く方の多くは、基本的に立ち方が踵重心の場合が多いです。体の重心が後にある場合は、ふくらはぎの筋肉の負担が増す事が関係しています。
また、筋力不足という事もあげられます。なので、アキレス腱が痛いという事が1つの原因から来るという事ではありません。
色々と原因が関係する中で、まずは重心がどうなっているのかを確認する方法を試してみて下さい。
お家で出来る重心のチェック方法
①柔らかいクッションの上に立ちます。
②ご自身の体重が足部の前側か後側に偏ってないか足の裏で感じて下さい。
③踵の方に重さを感じる場合は踵重心です。
※ちなみに正しい重心の取り方は、踵と母趾球、小趾球の3点で立つ事が理想です。
アキレス腱炎の解説動画
アキレス腱の痛みを取るためには、根本的に体の使い方を正しくする必要があります。体幹やお尻のトレーニングがメインになってきます。
ふくらはぎの筋力が低下していたり、弱い場合はふくらはぎの筋肉も鍛える必要もあります。根本的な解決を望まれる方はトレーニングをするという視点も持ち合わせてみて下さい。
また、重心を前方重心にする場合、テーピングやインソールといった対処方法もございます。

当院で取り扱っているインソールは海外で医療用として使用されているインソールになります。
インソールの詳細はこちらから。
また、足の裏に貼るテーピングはこちら↓
ふくらはぎの筋肉の柔軟性も必要になりますから、ストレッチも合わせてお伝えします。
※アキレス腱の炎症が強い場合は不可
※ストレッチは1つのポーズを20秒〜30秒、呼吸を止めずに行って下さい。

痛みや炎症が長引いた場合は、アキレス腱断裂のリスクも高くなります。セルフケアをしても改善されない場合は、是非当院へご相談下さい。


