こんにちは!
スポーツメディカル整骨院の安達です。
足をグキっと捻った事がある方は多いのですが、そこで「あー捻挫だから大丈夫でしょ」と、思い込んでしまうと、実は骨が折れてましたと言う時になかなか気づきにくくなってしまうので、捻挫の時も骨折は起きるかもと知識として持っておくと良いと思います!
では、どんな骨折があるのか?
第5中足骨基底部骨折
小指側の骨の骨折になるのですが、足首を捻挫した際に筋肉が伸ばされて、筋肉が付着している箇所の骨が引っ張られて折れてしまう事があります。
私自身も整骨院に来院された高校生の患者さんが、この骨折でした。

頻繁には起こらないのですが、骨折をしてこの足の外側の骨にも痛みがあった場合は注意が必要です。
腓骨遠位端骨折
この骨折は足の外くるぶしの骨の骨折になります。
捻った際に足首の外側にある腓骨という骨に力が加わり折れてしまうケース。
また、同部位で靭帯に引っ張られて腓骨が折れてしまう裂離骨折という骨折も発生する場合があります。
成長期の場合、同じような部位で骨端線損傷も発生しやすい場所になります。
骨端線損傷は普通の捻挫に比べて固定期間も長くなるのですが、しっかり良くしないと足関節の不安定性が生まれてしまうので無理をせず期間を設けて治療をする事が大切です。

古東整形外科HPより抜粋(ページはこちらから)
こちらの骨折も1例見させていただいた事があります。
本人もただの捻挫(だけどめっちゃ痛い)状態だったと思われていましたが、実は折れていたという状態です。
今回、こちらに掲載した骨折以外にもあるのですが、それは脱臼していたりもっと太い骨が折れたりとする場合で、痛みも強くとても腫れる傾向にあります。
なので、捻挫だと思っていても折れている場合があることを今回知って頂きたかったのです、2つだけご紹介させて頂きました。
当院ではエコーを使って骨の状態を把握することも出来ますし、LIPUSという骨折治療器もございますので安心してご来院頂ければと思います。
おケガの際にはお気軽にご相談ください!


スポーツメディカル整骨院(通称ゴリラ)
院長:安達 愛美(柔道整復師)
日本足病学協会会員として足の健康情報や体にとっておきの情報をお届けしております。
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京急羽田空港線「糀谷駅」から徒歩5分にある整骨院です。
