こんにちは!
スポーツメディカル整骨院の安達です。
当院では、スポーツをメインに院名に掲げておりますが、変形性膝関節症でご来院される方が非常に多いです。
意外にも40代から膝が変形し始める方が多いのはご存知でしょうか?
まずはなぜ変形性膝関節症になってしまうのかから解説していきます。
変形性膝関節症とは?
「なんか骨と軟骨が変形するやつ。」みたいな風に捉えるのではなく、ここで覚えて頂きたいのは進行性のものということです。

大腿骨と脛骨の間には半月板という繊維軟骨が存在します。
ここに不良姿勢などにより、偏った持続的な圧力が加わると半月板が潰れていき、関節軟骨という骨の正面がすり減ってきます。
日本人の骨格状、諸外国の方はX脚の方が多いので膝の擦り減る位置が違かったりするのですが、日本人は内側が潰れることが多いのでO脚の変形性膝関節症が多い特徴があります。
原因になりうる体の状態
膝の内側に圧がかかり、変形性膝関節症になってしまう事は上記の内容でご理解頂けたかと思います。
では、どんな姿勢がそのような圧がかかる状況を作ってしまうのか?
それは猫背です。
猫背の姿勢になると重心は後方にいき、足の裏の荷重は外側になってきます。
すると、O脚になってしまう力のベクトルが完成します。
※分かりにくい方は実際に立って行ってみて下さい。
その状態で日常生活動作が続いていくと、膝の内側のすり減りを助長していってしまい、徐々に変形性膝関節症になっていってしまうのです。
本来、靴の踵のすり減りは起きてしまうものですが、それが通常の人よりも多くすり減ってしまう方は注意が必要です。
膝にかかる負担を軽減させるには
①猫背を気を付ける
高齢者が猫背になってしまうのは筋力不足があげられます。
まずは体幹、背筋、お尻の3つを鍛える事をオススメします。
ちょうどそのようなページがネットにあったのでこちらからご確認下さい。
40代〜60代の方は、歩幅を大きくして胸を張って腕を大きく振ってウォーキングをすると3つとも鍛えらえるので良いと思います。
②足もとから正す
姿勢から足の荷重が変わり、膝にかかる圧をコントロールするには靴を見直すと圧が変化します。
足のサイズを測り、足に合った靴を履く。それに加え矯正用インソールを入れる事によって、姿勢も変化するので①と②を変化させるのであれば、インソールは必須アイテムです。



水が溜まったら
「膝に水が溜まったのを抜くとクセになる。」と、おっしゃる方が多いのですが
クセになるのではなく、炎症を起こし続けているからまた水が溜まってしまうのです。
変形性膝関節症は進行性のものですので、炎症がずっと起き続けてしまう事が多いので抜いてもまた溜まってしまうという事が考えられます。
当院では、抜くことができないので体に吸収させることと、関節の炎症を抑える電気(物理療法)を使い水腫を減らす方法を取ります。


※左側が超音波治療器、右側が干渉波・マイクロカレント・EMSの複合機です。
まとめ
変形性膝関節症は予防や進行を食い止める事が大切です。
日頃から足に合う靴を履いて膝への負担を減らしてあげる事と、姿勢を保つよう心がけていきましょう!
当院では、トータル的なアドバイス、サポートを行っております。
予防したい方や痛みをコントロールされたい方は1度ご相談下さい。
スポーツメディカル整骨院(通称ゴリラ)
院長:安達 愛美(柔道整復師)
日本足病学協会会員として足の健康情報や体にとっておきの情報をお届けしております。
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京急羽田空港線「糀谷駅」から徒歩5分にある整骨院です。
