こんにちは!
スポーツメディカル整骨院の安達です。
当院では巻き爪矯正を行なっておりますが、巻き爪矯正は巻き爪が良くなったから終わりではなく、再発予防まで行わないといけないと考えております。
なので、なぜ巻き爪になってしまうか?と言うことを理解して頂く必要があります。
最初に巻き爪についてお話ししていきます。
巻き爪とは?
多くを語らなくても写真で一目瞭然かと思いますが、爪が巻いてしまった状態を巻き爪と言います。

このように見たら一発で分かるものもあれば、陥入爪と言ってパッと見は巻いていないのですが、爪自体が落ち込んでしまいそれが食い込んでいる状態のものも巻き爪の一種です。

端っこが食い込んで伸びてきていない事が分かるかと思います。
この陥入爪は深爪が原因で起こる事が多いので、爪を切る際は深爪をしないように心がけて下さい。
どんな人がなりやすいの?
ここから予防方法についても触れていくのですが、巻き爪になりやすい方は下記の通りです。
・体が硬い人
・反り腰になりやすい人
・扁平足の人
・外反母趾の人
・靴のサイズが合ってない人
・歩く歩幅が狭い人
ざっとあげましたが、巻き爪矯正でご来院される方の殆どが外反母趾の方なので、外反母趾と巻き爪は基本セットで改善する事が必要になります。
また、体が硬い人というのはほぼご高齢の方になります。体の柔軟性が失われると、体の重心が後方になりがちです。
重心が後方に言ってしまうと、指が地面についていない状態つまり浮き指になってしまう方が多く、床半力がなくなると下から爪を押し上げてくれなくなるので、巻き爪になりやすくなります。
ご高齢の方は筋力も低下し、歩幅も狭くなってきしまいがちです。
指で地面を蹴るという事がなかなかできなくなるので、歩幅が狭くなってきてしまった方は注意が必要です。
足元を見直して予防する
「扁平足、外反母趾、靴のサイズが合っていない」という方は、ほぼセットです。
靴の横幅が合っていない方は、足が崩れてしまい扁平足になる場合が多いです。

中学バスケ部のトレーナーもしているので、いろんな子供の足を見てきましたが足の状態が悪い子の殆どがサイズが大きい靴を履いています。
なので、しっかりと足のサイズ縦の足長のサイズ+周径と幅のサイズを計測して足に合う靴を履くことが大切になります。


ただ、足の状態が悪く巻き爪になっている方というのは、歩き方の問題を抱えており
歩行時の最後親指に抜ける際に、かなり足を捻って歩行してしまいがちに…
親指の内側部に体重が乗ることによって、巻き爪になってしまうと根元から巻いてしまうので、改善するのに時間がかかります。
その為、巻き爪になってしまった方で足の状態が悪い方には医療用の矯正用インソールのご購入もお願いする場合が多いです。
特に外反母趾の方は足のアーチが大きく崩れています。
再発予防の為にも足の矯正は必須になります。
まとめ
簡単に巻き爪になってしまう方の原因をまとめますと
体が硬く浮き指になって巻き爪になってしまう
場合と
足が扁平足で歩行時に親指の内側に体重が乗って爪が巻いてしまう
この2通りが多いということになります。
体を柔らかくし、靴を見直し、足の矯正をして歩行を改善する。
これが巻き爪の予防方法といえます。
巻き爪でお困りの方は是非1度ご相談ください。
スポーツメディカル整骨院(通称ゴリラ)
院長:安達 愛美(柔道整復師)
日本足病学協会会員として足の健康情報や体にとっておきの情報をお届けしております。
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