野球肘について

こんにちは!
スポーツメディカル整骨院の安達です。

当院では無料でエコーを使った野球肘検診を行なっております。

これはなぜかと言うと、気づいたらオペをしなくてはならないぐらい悪化をしていた子を見てしまったからです。

少年野球のチーム数は多摩川の土手が近いという事もあり多い地域だと思います。

ですが、体を壊して小学生のうちに野球を辞めてしまう子もいるのも事実です。

なので、私は野球肘で困ってしまう子がこれ以上増えないようにと、無料で検診を始めたというわけです。

野球肘とは?

野球肘って実は大きく3種類に分けられます。
内側型・外側型・後方型の3つです。

この中でも外側型は離断性骨軟骨炎と言って、気づいたら手術が必要なぐらいに悪化していたというパターンがある野球肘です。

エコーで見る際にも、入念に見ている箇所になります。

また、多いのは内側型です。

肘の内側部の骨を押して痛かったり、エコーで観察をして左右差があればそれはレントゲン検査をお願いしています。そして、ある程度ひどい場合はノースロー期間が設けられる事も。

なので、外側型じゃなければ大丈夫と言う事ではないです。

最後に後方型の説明ですが、肘の骨というのは下の写真のようになっています。

投球してボールが手を離れてからしっかり小指を上に向けるように、手を回内させないと肘関節を構成している骨同士がぶつかり合って、骨の骨端線が炎症を起こしてしまったり、大人では疲労骨折をしてしまう場合もあります。

なので、投げ方は非常に大切なのです。

ゼロポジション

投球動作の説明の際に、肘は肩より下がらない事が重要という声かけは多くのかたが耳にしたことがあると思います。

投球動作ははオーバースロー、サイドスロー、アンダースローとありますが、どの投げ方でも意識しなくてはいけない事があります。

それが肩関節のゼロポジションという肩関節が安定する角度になります。

どの投げ方でもこの肩の角度を守って投球する必要があるのです。

筋肉の柔軟性

スポーツのケガ予防の基本でもある筋肉の柔軟性ですが、特に覚えておいて欲しい事が

肘のケガの予防だから腕のストレッチしか行わないといった事例もあるのですが

股関節周りや胸、大腿部の筋肉の柔軟性も非常に大切です。

特にハムストリングスと言って、太腿の裏側の筋肉が硬い場合は投球時に骨盤が後ろに引っ張られ、骨盤が落ちて肘が下がった投球フォームになってしまう場合も。

なので、部分的なストレッチを行えば野球肘を予防できるわけではないと言う事です。

ぜひ、全身のストレッチを取り入れてみて下さい!

当院では無料の野球肘検診も行なっていますし、出張での野球肘検診を行なっております。

必要な方はお気軽にお申し付けください!


スポーツメディカル整骨院(通称ゴリラ)
院長:安達 愛美(柔道整復師)
日本足病学協会会員として足の健康情報や体にとっておきの情報をお届けしております。
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京急羽田空港線「糀谷駅」から徒歩5分にある整骨院です。

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