腰部ヘルニア

腰の痛み、足の痺れなどの症状

スポーツ選手のもスポーツをされていない方でもお困りの方が多い腰部ヘルニア。
「ヘルニアって治りまか?」という相談をよく頂きますので、その辺りも合わせて解説していきたいと思います。

ヘルニアとは?

皆さんがおっしゃるヘルニアという言葉。これは、脱出、突出した状態を指す言葉になります。なので、鼠径ヘルニアとか脳ヘルニアなど様々なヘルニアが存在します。今回の内容は腰椎椎間板ヘルニアという、腰のヘルニアについてのページになります。

腰に負担がくるような姿勢での作業や運動がきっかけになる事が多く、喫煙もリスクをあげる因子としてあげられています。

何が飛び出ているの?

腰部ヘルニアの時に飛び出して入る物は、腰椎の椎間板という線維軟骨です。体のクッション的な役割をしている椎間板が突出して脊髄に触れることによって症状が出るとされています。
MRIでの画像を見て「すごい飛び出ている!!」というような状態でも症状が出ていない方もいらっしゃるので、画像の所見と症状がイコールではない場合もしばしばあります。

まれに、自然消失する場合もあるので症状の出方によっては、保存療法で行う場合もございます。

当院での対応

まず、急性腰痛ではない場合は保険が適応しないという点だけご理解ください。
当院で行えることは、神経の炎症(興奮状態が強い場合)を電気で落ち着かせていきます。そして、神経の症状は温熱が効果的ですので、超音波治療器を用いて温まるような施術も選択肢に入ってきます。

そして、何よりも症状が出にくい姿勢作りが大切になります。腰部ヘルニアでも、脊柱管狭窄症でも、姿勢(体の重心)が症状に関係する事が多いです。
なので、その姿勢をキープできるように手技を行う事を行っていきますし、キープしやすくするためにも、足に合った靴+インソールをお勧めしています。
※インソールについてはこちらをご確認下さい。

なので、結論としてまして「突出してしまったものを整骨院で無くすのは出来ませんが、症状を改善させるようにするのは可能」と、いうことになります。

もし、ヘルニアの痛みでお困りの方いらっしゃいましたら是非一度ご相談下さい。